夏の風物詩 ≒ 夜焚きイカ。イカメタルでイカが入れ食い状態に。
福岡市中央区のど真ん中から玄界灘へ出港。イカ釣り漁船でヤリイカを釣る。
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さて、博多の夏の海釣りの一つに「夜焚きイカ」があります。福岡市中央区長浜にある福岡港をアクセスが最も良い起点に、姪浜漁港や東浜漁港、宗像漁港、糸島漁港、など福岡県北西部のあらゆる港からイカ釣り漁船が出ていますね。
遊漁船の料金はどこも似たり寄ったりですが、概ね1万円~1.3万円。時期が最盛期を過ぎて8月後半から9月になると、イカが沖へ離れ船は長距離を走ることとなり料金が上がってしまいます。
船の決め方は、私見ですが船長が評判良い且つ、紳士的であるかを判断材料としています。
よくお願いする遊漁船にはサラリーマン便といって出船が20時前後に設定されているので、仕事終わりに身支度して簡単に食事して乗船するにはもってこいなのです。他の船は、たいてい17~18時の出港なのでかなりタイトになります。
夜焚きイカの主な流れは、
18時~20時出港→1時間後にポイント到着→24~AM1時に納竿→1時間かけて港へ→2~3時帰港・解散、といったスケジュール感です。
(1) ポイント
船長次第なので割愛します(^_^;)
(2) 釣り方とターゲット
イカメタルで釣ります。遊漁船の中には仕掛けがイカメタル・鉛スッテに限定されているケースが多く、私達が乗る船も大抵イカメタルオンリーです。
イカメタルとは下図のように、仕掛けの一番下に重いスッテを付けて、残りの枝には浮きスッテなどを付けるもの。
また、ここで浮きスッテの一部に餌巻きスッテ、いわゆる邪道エギを是非つけてください。餌はキビナゴやササミをカットしたものでOK(下写真)。統計的に、大型のヤリイカは邪道エギばかりを食ってきます。
数が30~50杯ほど釣れてくるとだんだん退屈になりしんどくなってきて、大きいサイズを釣りたくなってきますね。そんな時に必需品です。
(3) 釣ったヤリイカの保存について
夜焚きイカを覚えてしまうと、呼子や糸島の防波堤にヤリイカを釣りに行ってた自分が悲しくなってきます。それほどまでに大漁、船中ではイカが釣れ過ぎるので釣ったイカの処理が大変です。
釣ったイカを氷締めする氷はマスト、そして、ヤリイカが氷や水に直接触れると浸透圧で水を吸い身が柔らかくなってしまうので要注意!なので、ジップロックや袋に都度入れる必要があるのですが、そんな時にもってこいなのが傘をしまう傘ポリ袋(下図)です。一匹一匹を袋詰めしやすく、帰宅後の解凍・調理も簡単です。枚数も多いので大漁時にみんなとシェアできて大活躍、ベテランのおじさま達は必ず持って来ていますね。
以上となります。最後までお読み下さりありがとうございました。